スターバックス(Starbucks)の新しい最高財務責任者(CFO)として、ノードストローム(Nordstrom)のCFOキャシー・スミス(Cathy Smith)が就任することが火曜日に発表されました。彼女は、長年にわたりスターバックスで活躍してきたレイチェル・ラガリー(Rachel Ruggeri)氏に代わってこの役職に就くことになります。
バイアン・ニコル(Brian Niccol)が昨年9月にスターバックスのCEOに就任して以来、コーヒー売上の低迷を回復させるために、同社のエグゼクティブチームにいくつかの重要な変更が行われています。ニコル氏の就任以来、北米のCEOや北米の社長、最高供給責任者、元取締役会長等が辞任しており、彼の以前の職場であるチポトレ・メキシカン・グリル(Chipotle Mexican Grill)やヤム・ブランズ(Yum Brands)のタコベル(Taco Bell)での関係を持つ多くの役員がスターバックスに加わっています。
スミス氏は61歳で、シアトルを拠点とするノードストロームでの2年間を経た後、スターバックスに加わります。ノードストロームは最近、62.5億ドルでプライベート化する計画を発表したばかりです。スミス氏は、ブライトヘルス・グループ(Bright Health Group)、ターゲット(Target)、エクスプレススクリプト(Express Scripts)、ウォルマート・インターナショナル(Walmart International)、ゲームストップ(GameStop)、センテックス(Centex)、ケナメタル(Kennametal)、テクストロン(Textron)、レイセオン(Raytheon)などで財務責任者を務めてきた、長いキャリアを持つビジネスリーダーです。
スミス氏は来月から新しい役職をスタートすると、ニコル氏は従業員に宛てた手紙で記しました。また、ラガリー氏は2021年以来スターバックスのCFOを務めており、2001年からほぼずっと同社に在籍してきました。
「スターバックスに参加してからの6か月間のパートナーシップに、個人的に感謝しています。ビジネスや文化、パートナーのためにラケルがしてくれたことに、心から感謝します」とニコル氏は手紙に記しています。
ラガリー氏の退任は契約上、理由なしで行われることが企業の規制報告書で明かされ、スミス氏が新役職に移行する際にはラガリー氏がサポートすることになります。



