2025年2月18日、米国フロリダ州パームビーチのマラ・ラゴで、ドナルド・トランプ大統領は、ウクライナがロシアの侵攻の責任を負っていると指摘しました。トランプ氏は、ウクライナがこの衝突を避けるための合意を結ぶことができたと主張し、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領を批判しました。
トランプ氏は記者団に対し、「あなた方は決してそれを始めるべきではなかった」とし、この問題に関して懸念を示していたゼレンスキー大統領に反論しました。また、サウジアラビアでの米国とロシアの会談にウクライナが含まれていなかったことに対して「あなた方は3年間そこにいた」と述べ、ウクライナ側が行動を起こさなかったことを非難しました。
同氏はさらに、「私はウクライナのためにほぼすべての土地を与える合意を結ぶことができ、その結果誰も亡くなることなく、都市が破壊されることもなかった」と強調し、ゼレンスキー大統領の選択に疑問を呈しました。
ウクライナ大使館は、トランプ氏の発言について即座にコメントを返しませんでした。
米国とロシアは、ロシアの行動をめぐる高レベルの議論の中で、大使館のスタッフの再配置に合意したことを発表しました。ゼレンスキー大統領は、この件について「ウクライナは何も知らされていなかった」と述べました。
トランプ氏は先週、プーチン大統領と電話で話し合い、戦争の終結についての意見を交わしたと報告しており、彼の発言はロシア大統領を支持する内容が増えてきています。彼はまた、先月のインタビューで、ロシアによる侵攻時にウクライナが戦うべきではなかったと述べています。



