2025年4月16日、フロリダ州マイアミにある店舗の棚には、General Mills(ジェネラル・ミルズ)の甘いシリアルが並んでいます。
General Millsは、2027年末までにアメリカ全土の小売ポートフォリオから人工色素を排除することを発表しました。具体的には、Cheerios(チュリアス)を製造する同社は、2026年夏までにK-12学校で提供されるすべてのシリアルと食品から合成染料を除去することを明らかにしました。
なお、General Millsはこの変更がK-12学校向けポートフォリオのごく一部に影響を及ぼすだけであり、ほとんどの学校向け製品は認定された色素なしで製造されているとし、アメリカの小売ポートフォリオの85%は人工色素を使用していないと述べています。
この措置は、米国保健省のRobert F. Kennedy Jr.(ロバート・F・ケネディ Jr.)長官が、慢性疾患や肥満問題に対処するために、アメリカの食料供給から合成食品染料を取り除く計画を発表した数ヶ月後に行われました。
同日、Kraft Heinz(クラフト・ハインツ)社も、アメリカ国内で今後人工色素を使用した製品を発売しないことを即時に発表し、2027年末までに既存の商品から合成染料を排除することを目指すと発表しています。



