悪魔のいけにえがA24で再始動すると発表された。A24は新作の監督にカリー・バーカー(Curry Barker)を招へいすると明らかにした。
今回の発表は1974年の原作を新たに再想像する再始動プロジェクトだ。同作は英語タイトルをThe Texas Chainsaw Massacreという。
経緯と監督起用の背景
カリー・バーカーが選ばれた背景には、低予算ながら話題を呼んだ過去作があると伝えられる。彼は約800米ドルの製作費で制作した短編映画がYouTubeで注目されたという。
原文ではその作品名を『ミルク&シリアル(Milk & Serial)』と伝えている。さらにトロント国際映画祭で上映した作品『オブセッション(Obsession)』が配給契約を呼び込み、約1400万米ドルの取引に結び付いたとある。
作品の位置付けとシリーズ展開
今回の映画版は「悪魔のいけにえ」シリーズの再構築を目指すと製作側は説明している。具体的な物語やソーヤー一家の描写は未公表だ。
一方で、本作は映画本編だけでなく、同じ世界観を用いたテレビシリーズ開発も進んでいる。テレビ版にはグレン・パウエル(Glen Powell)とダン・コーエン(Dan Cohen)が携わる見込みである。
制作陣と主要スタッフ
製作チームにはスプーキー・ピクチャーズ(Spooky Pictures)のロイ・リー(Roy Lee)とスティーブン・シュナイダー(Steven Schneider)、スチュアート・マナシル(Stuart Manashil)が名を連ねる。
また、エクスアービア・フィルムズ(Exurbia Films)のパット・キャシディ(Pat Cassidy)とイアン・ヘンケル(Ian Henkel)、原作脚本家のキム・ヘンケル(Kim Henkel)も参加する。Image Nation(イメージ・ネイション)のベン・ロス(Ben Ross)がエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
監督の現在の活動と今後
カリー・バーカーはA24作業と並行して、ブラムハウス(Blumhouse)製作の新作『エニシング・バット・ゴースト(Anything But Ghosts)』にも関わっていると報じられている。報道では同作で監督・共同脚本・出演を兼務しているという。
本プロジェクトは長年にわたり度重なるリブートを経てきたシリーズの最新作となる。A24の参加により、制作面で新たな方向性が期待されている。
展望と未発表の点
現在、ソーヤー一家や象徴的な殺人者レザーフェイス(Leatherface)の具体的描写は明かされていない。関係者は映画とテレビを連動させたシリーズ展開を計画していると述べている。
今回の監督起用は新鋭起用の流れを示す一例だ。低予算で注目を集めた経歴と、映画祭での評価が今回の選考に影響したと見られている。
参考までに、報道にある数字を日本円に換算すると、制作費800米ドルは約11万円、配給契約約1400万米ドルは約19億6,000万円相当となる(換算は概算)。

