テラドック・ヘルス(Teladoc Health Inc.)の株価は、2024年12月31日火曜日にニューヨーク証券取引所(NYSE)での取引終了後、アナリストの予想を上回る損失を報告し、期待外れの四半期ガイダンスを示したことから、拡張取引で下落しました。
テラドックの業績は、LSEGのアナリストのコンセンサス予測と比較すると、以下の通りです:
・1株当たりの損失:28セント(予想:24セント)
・収益:6億405百万ドル(予想:6億396百万ドル)
テラドックの収益は昨年同期の6億605百万ドルから4四半期で3%減少しました。ネット損失は4840万ドル、1株当たり28セントに拡大し、前年の2890万ドル(1株当たり17セント)から悪化しました。
同社はリモートヘルス市場における厳しい競争、メンタルヘルス部門のBetterHelpでの課題、高い運営コストの影響を受け、昨年から株価は4年連続で下落しています。
テラドックは2020年にデジタルヘルス企業のリボンゴ(Livongo)を買収した際、両社の合計企業価値は370億ドルでしたが、現在のテラドックの時価総額は水曜日の市場閉鎖時点で約19億ドルに留まっています。
テラドックの最高経営責任者(CEO)チャック・ディビタ(Chuck Divita)は「2025年に向けて、成長機会を開放し、会社を長期的な成功に向けて位置づけるため、実行が最優先事項になる」と述べました。「また、2024年には前年を上回る大幅な改善を達成したコスト構造の最適化にも注力し続ける」とのことです。
テラドックの第4四半期の調整後利益は7480万ドルで、前年同期比35%減少しました。統合ケア部門の調整後利益は5%減の5320万ドル、BetterHelpの調整後利益は63%減の2170万ドルとなりました。
第一四半期の収益について、テラドックは6億800万ドルから6億2900万ドルの範囲を予想しており、アナリストは6億3290万ドルを見込んでいます。同社は、調整後利益は4700万ドルから5900万ドルの範囲になるとしています。
今月初め、テラドックは予防医療会社のキャタプルト・ヘルス(Catapult Health)を6500万ドルの現金取引で買収することを発表しました。この取引からの期待される貢献が見込まれていますが、潜在的な減損や購入会計の影響は考慮されていません。テラドックは今月末にこの買収が完了する予定です。
テラドックは、午後4時30分(ET)に投資家向けの四半期コールを開催します。



