2025年2月13日、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America、BAC)のCEOであるブライアン・モイニハン(Brian Moynihan)が、米国議会のキャピトルを出た後、上院銀行・住宅・都市問題委員会の共和党議員たちとの会議に出席した様子が伝えられています。同社は水曜日の取引開始前に第2四半期の決算を発表する予定です。
ウォール街の期待は以下の通りです:
* 1株当たりの利益:86セント(LSEGによる)
* 売上高:267.2億ドル(LSEGによる)
* 純金利収入(NII):148.9億ドル(StreetAccountによる)
* トレーディング:固定収入が31.4億ドル、株式が21.4億ドル(StreetAccountによる)
バンク・オブ・アメリカは、この四半期において二つの追い風の恩恵を受けていると予測されています。アナリストによると、預金者に支払う金利と貸付・投資から得る金利の差である純金利収入が増加していると期待されています。この傾向が続けば、今後はNIIが今年後半に上昇する境目になる可能性があると、トゥルイスト・アナリストのジョン・マクドナルド(John McDonald)は述べています。
さらに、トレーディング収入も「中程度から高い1桁台」の成長が見込まれ、四半期の総額は約50億ドルに達する見通しです。一方で、同社は今四半期の投資銀行手数料が約23%減少するとのガイダンスを示していますが、ライバルのJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)の活動が回復していることは、バンク・オブ・アメリカにとって明るい兆しと言えるでしょう。
同社の株価は、今年に入って約5%上昇しています。また、火曜日にはJPモルガン、シティグループ(Citigroup)、ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)がそれぞれ、アナリストの予想を上回る決算を発表しました。
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