CiscoのCEO、Chuck Robbinsは、2025年6月17日にワシントンで開催されたビジネスラウンドテーブルCEO労働力フォーラムで発言しました。
2025年度第4四半期の業績報告において、Ciscoはアナリストの予想をわずかに上回る結果を発表し、加えて次四半期の見通しも上回る内容となりました。しかし、株価は時間外取引で下落しました。
最新のデータに基づくと、以下のような業績となりました。
* 調整後1株当たり利益(EPS):99セント(予想は98セント)
* 売上高:146.7億ドル(予想は146.2億ドル)
売上は前年同期比で7.6%増加し、7月26日を締め日とする四半期の売上は146.7億ドルに達しました。また、ネット収益は前年同期の21.6億ドル(1株54セント)から28.2億ドル(1株71セント)へと増加しました。
経営陣は、2026年度第1四半期の調整後1株当たり利益を97セントから99セント、売上高を146.5億ドルから148.5億ドルと予測しています。LSEGのアナリストによると、予想は97セントで売上高は146.2億ドルです。
2026年度全体の見通しとして、Ciscoは調整後の1株当たり利益を4ドルから4.06ドル、売上高を590億ドルから600億ドルと予測しており、LSEGのコンセンサスはEPSが4.03ドル、売上高が595.3億ドルです。
第4四半期において、Ciscoはネットワーキング部門で76.3億ドルの売上を上げ、前年同期比で12%の増加を記録しました。StreetAccountのアナリストは73.4億ドルを予想していましたが、それを上回りました。
また、同四半期でのCiscoのセキュリティ部門の売上は19.5億ドルで9%の増加を見せましたが、StreetAccountの予想である21.1億ドルには及びませんでした。
四半期中にCiscoは、BlackRock、Microsoftなどと共に人工知能(AI)インフラへの投資を行うパートナーシップを結ぶことを発表しました。また、OpenAIやソフトバンクが関与する中東のStargateデータセンターイニシアティブにも参加しました。そして、AIワークロードに対応できるスイッチとルーターを導入しました。
Chuck Robbinsは、企業からのAIインフラの受注が8億ドルに達したと述べ、2025年度全体での受注総額は20億ドルを超え、会社の目標の2倍以上に達したと報告しています。
AIインフラの販売パイプラインは数千億ドルに達しているとのことです。
2025年度の市場が終了する時点で、Ciscoの株価は19%上昇し、S&P 500は約10%の上昇を記録しました。
この情報は速報です。今後の更新にご期待ください。



