2024年8月19日、日本川崎市の7-Eleven(セブンイレブン)店舗において、運営元のSeven & i Holdings(セブン&アイ・ホールディングス)は、カナダのAlimentation Couche-Tard(アリメンテーション・クーシュ・タール)による470億ドルの買収提案を受け、取引を停止しました。
Couche-Tardは水曜日に日本のSeven & i Holdingsに対する買収提案を撤回することを発表し、「誠意ある協力の不足が続いている」と述べました。カナダの小売業者はその声明の中で、「7&iからの真剣かつ建設的な対応はなく、そのため提案の進展が妨げられた」と指摘しました。
これに対し、Seven & iはCouche-Tardの決定に失望しており、多くの「不正確な声明」に異議を唱えています。2024年、同社はCouche-Tardの買収提案を拒否しました。Couche-Tardは昨年8月に1株あたり14.86ドルの買収提案を行いましたが、Seven & iは「大幅に過小評価されている」としてこの提案を拒否しました。
その後、Couche-Tardは10月に提案額を22%以上引き上げ、1株あたり18.19ドルで、Seven & iの評価額を約7兆円(約470億ドル)に設定しました。Couche-Tardは「私たちの2社を完全に統合することが、すべてのステークホルダーの価値を最大化する最も簡単で効果的な方法だと信じている」と再度表明していますが、「7&iのリーダーシップや特別委員会からのさらなる深い真摯な関与がなければ、この統合を効果的に進めることはできない」と述べています。
また、Seven & i Holdingsは、5月にCEOの井阪隆一(Ryuichi Isaka)を外部取締役のStephen Dacus(スティーブン・ダクス)に交代させました。この件に関しては引き続き速報をお待ちください。



