FedEx Corp(フェデックス)の創業者で元CEOのFrederick “Fred” Smith氏が、同社の現CEOであるRaj Subramaniam氏が従業員へのメモで発表した内容によれば、先日亡くなりました。1970年代に14機の小型飛行機から始まったこのグローバル配達企業の礎を築いたSmith氏は、1944年に生まれました。
Smith氏は最近では同社のエグゼクティブチェアマンとして、取締役会のガバナンスや持続可能性、イノベーション、公共政策といったグローバルな重要課題に取り組んでいました。FedExの公式ウェブサイトによると、彼は2022年にCEOの職務をRaj Subramaniam氏に引き継いでいます。
Subramaniam氏は、メモの中でSmith氏を「業界の先駆者であり、素晴らしい会社の創設者であるだけでなく、多くの人にとってのメンターであり、全ての人にとってのインスピレーションの源でもありました」と讃えました。彼の功績は、世界中で500,000人以上の従業員が活躍し、FedExが毎日約1,700万件の荷物を取り扱う際の基盤を築く助けとなりました。
FedExの運営には705機の航空機、20万台以上の車両、約5,000の拠点が含まれており、全世界における成長は目覚ましいものがあります。Smith氏は1973年に389名のチームメンバーと共にFederal Expressを公式に立ち上げ、テネシー州メンフィスから25のアメリカの都市へ186個のパッケージを届けました。代々受け継がれてきた彼のビジョンは、今もFedExの成長の中核を成しています。



