市場における新たな動きが注目される中、本日ロンドンより欧州金融市場の最新情報をお届けいたします。
IGの先物データによると、欧州市場は新たな取引週をネガティブなスタートで迎える見込みです。ロンドンのFTSE 100は0.1%下落、フランスのCAC 40は0.3%の減少、ドイツのDAXは0.4%の下落、イタリアのFTSE MIBは0.35%の下落が予想されています。
最近、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、7月に発表したEUからの輸入品に対する30%の追加関税を8月1日から施行するとする発表以来、欧州市場は緊張した状態が続いています。EU側は取引合意の締結を目指していますが、依然として協議は難航しています。
日曜日、アメリカの商務長官であるハワード・ラトニック氏は、8月1日を関税支払いを開始するための「厳しい期限」と位置付けましたが、同時に「8月1日以降も国々が我々と話し合うことを阻むものは何もない」とも述べています。
今後の展開に注目すると共に、最新の経済データや市場分析を進めて参ります。



