ウォルマート(Walmart)傘下のフィンテック企業であるOnePayが、ユーザーの利便性を追求した新たな取り組みとして、独自のワイヤレスプランを発表する予定です。このサービスは、OnePayアプリ内で水曜日から利用可能になります。
OnePay Wirelessのプランは、AT&Tネットワーク上での無制限5Gデータ、通話、テキストが月35ドルで提供され、アプリ内で数回のクリックで簡単にアクティベートできます。また、クレジットチェックやアクティベーション手数料は不要とのことです。
2021年にウォルマートとリビットキャピタル(Ribbit Capital)が設立したOnePayは、WeChatやAlipayのような海外のスーパアプリを目指して、サービスを着実に拡充してきました。これには、クレジットカードやデビットカード、高利回りの貯蓄口座、後払いローン、ピアツーピアのデジタルウォレットなどが含まれます。
OnePayとGigsの提携は、フィンテック企業がその製品セットにワイヤレス接続を追加する最新の例であり、同様のサービスを発表した企業には、KlarnaやNubankが存在します。
GigsのCEOであるヘルマン・フランク(Hermann Frank)氏は、フィンテックサービスにワイヤレスプランを組み込むことで、AT&Tの顧客獲得コストを削減でき、その利点をエンドユーザーと共有できる可能性があると述べています。
フランク氏は「平均的な消費者は、自分の電話料金を過剰に支払っていることが多い」と指摘しました。「我々は現在の典型的な消費者が支払っている金額の約半分で、必要な最新機能を全て備えた製品を提供できるようになりました。」
OnePayはこの新サービスの開始を確認しましたが、さらなるコメントは控えています。



