デンマークのオーステッド(Ørsted)、世界最大の洋上風力発電開発会社は、アメリカ市場における「重大な不利な展開」を受け、60億デンマーク・クローネ(約94億ドル)の株式増資を計画していることを発表しました。この影響を受け、月曜日の朝、オーステッドの株価は一時25%以上も急落しました。
この不運な事態により、同社はニューヨーク州沿岸で計画していたサンライズウィンドプロジェクトの部分的な売却による資金調達が不可能になると報告しています。この売却は、同社の資本構造を強化し、投資及び事業開発プログラムを支えるために必要不可欠とされていました。
これにより、オーステッドの取締役会はサンライズウィンドの持ち分売却プロセスを終了する決定を下しました。新しい株式の発行を通じて、既存の株主に優先的に新株を提供する計画が進行中であり、この措置は同社の最大株主であるデンマーク政府の支援を受けているとのことです。
ロンドンでは午前9時09分(米東部時間午前4時09分)時点で、株価は26.8%の下落を記録しました。今後の展開については、さらなる速報が待たれます。



