パラマウント・グローバル(Paramount Global)は、アメリカ本社の従業員数を3.5%削減することを発表しました。これは数百人に及ぶ規模であり、伝統的な有料テレビビジネスの減少とマクロ経済の逆風に直面している中での最新の人員削減です。
この動きは、先日社員に通知され、CEOのジョージ・チークス(George Cheeks)、クリス・マッカーシー(Chris McCarthy)、ブライアン・ロビンズ(Brian Robbins)からのメモによるもので、主に火曜日に影響を受ける従業員に通知されるとされています。
さらに、この人員削減は、パラマウントがスカイダンス・メディア(Skydance Media)との合併提案に向けて規制当局の承認を求めている過程においても行われています。
昨年6月、これらのCEOは、仕事の削減と支出の削減を含む未来に向けた計画を発表しました。8月には、アメリカ本社の労働力を15%削減するプロセスが開始されました。この火曜日のメモでは、今後はアメリカ国外の労働力にも影響が及ぶ可能性があるとも伝えられています。
CEOたちはメモの中で、これがどれほど困難であるかを認識し、「皆さんの努力と貢献に感謝しています。この変化は、私たちが直面している環境に対処し、パラマウントの成功を最良の形で確保するために必要です」と述べています。
最近、メディア業界全体で人員削減が進行しており、ディズニー(Disney)やワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(Warner Bros. Discovery)でも人員削減が報告されています。
パラマウントは、12月時点で約18,600人のフルタイムおよびパートタイムの従業員を全球で抱えており、今回の削減前の人数です。



