アメリカ合衆国の連邦準備制度理事会(Federal Reserve)議長であるジェローム・パウエル(Jerome Powell)氏が解任される可能性について、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が共和党の議員たちに言及したことが報じられています。ホワイトハウスの高官によると、トランプ大統領は火曜日の晩、オーバルオフィスで共和党の議員たちと会談し、パウエル氏の解任について支持を得たとのことです。
トランプ大統領は、パウエル氏の解任について、議員たちにその意向を尋ね、彼らが解任に賛成したとされています。しかし、具体的なタイムラインは示されておらず、解任の決定が直ちに実行される見込みはないとされています。
最近のトランプ政権は、金利の引き下げを求めてパウエル氏に対して、複数の側面から圧力をかけています。特に、連邦準備制度本部のリノベーションについて批判的な声を上げており、パウエル氏の解任の根拠を模索している可能性が指摘されています。最高裁判所の最近の判決では、大統領が連邦準備制度の高官を自由に解任する権限はないことが明らかになっています。
水曜日に行われたインタビューで、下院金融サービス委員会の議長であるフレンチ・ヒル(French Hill)議員は、「トランプ大統領がパウエルを解雇するとは思わない」と述べました。また、財務長官のスコット・ベッセント(Scott Bessent)氏も、トランプ大統領がその方向に動くことはないと述べています。
しかし、フロリダ州の共和党議員であるアナ・ポウリーナ・ルナ(Anna Paulina Luna)氏は、火曜日にブロックされた仮想通貨の提案に参加した際、ソーシャルメディアで「パウエル氏が解雇されるという信頼できる情報を受け取った」と投稿し、解雇が迫っていると疑念を示しています。
パウエル氏は、解雇に関して法律上許可されていないと過去に述べており、歴史的にも大統領がそのような措置を試みた例はありません。今後の展開が注目されます。



