インドの中央銀行であるReserve Bank of India(RBI)は、政策金利を6%から5.5%に引き下げ、2022年8月以来の最低水準に設定しました。この金利引き下げは、2月以降3回目となり、ロイターの調査による中央値予測(5.75%)を下回る結果となりました。
この決定は、インドの2024年度の第4四半期において、予想を上回るGDP成長率が記録されたことを受けてのものです。経済は前年同期比で7.4%成長し、ロイターの調査でのエコノミストの予想(6.7%)を上回りました。
ただし、RBIは2024年度のGDP見通しを6.5%のまま維持しており、これは前年の9.2%からの大幅な減速を示しています。同銀行は、アメリカからの関税の脅威を背景に、成長に対する懸念を強調していました。
また、インドのインフレ率が緩やかに低下している状況も、RBIが金利を引き下げる余地を生み出しています。4月の最新の全体インフレ率は3.16%で、2019年7月以来の最低レベルです。
このような金融政策の動向は、日本の投資家にとっても注目すべきポイントであり、インド市場の成長性を測る重要な指標となるでしょう。



