アメリカ合衆国のワシントンD.C.において、サンドイッチを連邦税関国境保護局の職員に投げつけたことで連邦暴力の容疑を受けている男性が、司法省の職員であったことが明らかとなりました。司法長官のPam Bondi(パム・ボンディ)氏は、昨日の記者会見でこの事実を伝え、男性の雇用契約が解除されたことを報告しました。
この男性、Sean Charles Dunn(ショーン・チャールズ・ダン)氏についての情報は、裁判書類にて確認されています。ダン氏は司法省の犯罪部門に属する国際問題部門で勤務していました。ボンディ長官は、「この被告が司法省に在籍していたことを知ったばかりです。もはや在籍していません」とX(旧Twitter)で発表しました。
ボンディ氏はさらに、「私たちは過去7ヵ月間、司法省を再構築するために対抗してきたディープステートの一例です。政府や法執行機関への敬意を欠く者は、この行政下では働くことはできません」と述べました。
この事件は、先週の日曜日の夜にワシントンのノースウエスト地区で発生しました。映像では、薄ピンクのポロシャツとライトカラーのショーツを着た男性が、サンドイッチを手に持ちながら数人のエージェントに対して話しかける様子が映し出されています。また、彼がサンドイッチをエージェントの胸に投げつけ、その後逃走する様子も捉えられており、FBI長官のKash Patel(カッシュ・パテル)氏が投稿した32秒のクリップで確認できます。
ダン氏は水曜日の夜に逮捕され、その場から逃げようとした際に警察に取り押さえられました。メトロポリタン警察署による事実声明には、ダン氏が処理中に「私がやった。サンドイッチを投げた」と発言したとの記録が残されています。



