2025年7月28日、ニューヨークのミッドタウン・マンハッタンに位置するスカイスクレイパーで発生した銃撃事件において、ニューヨーク市警察(NYPD)の警官が対応にあたりました。このビルにはナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の本部及び複数の大手金融機関が入居しており、その中にはヘッジファンド大手のBlackstone(ブラックストーン)も含まれています。
事件の詳細はまだ明らかにされていませんが、法執行機関の情報筋によれば、少なくとも1人のNYPDの警官と2人の一般市民が銃撃を受け、容疑者は死亡しているとされています。報道によると、bullet-resistant vest(防弾チョッキ)を着用し、ARスタイルのライフルを携えた銃撃者が、パークアベニューにあるスカイスクレイパー内で発砲し、警官と通行人に重傷を負わせたとのことです。
その後、ニューヨーク市警のジェシカ・ディッシュ(Jessica Disch)警察 commissioner は、X社のソーシャルメディアプラットフォーム上で「現時点で現場は抑制され、単独の銃撃者は制圧されました」と発表しました。
345パークアベニューのスカイスクレイパーは、Blackstone(ブラックストーン)の他にKPMG、ドイツ銀行(Deutsche Bank)、NFLの本部、さらにはアイルランドの総領事館が入居しているなど、経済の中心地でもあります。現場周辺には多くの警察官が集結し、情報収集と安全確保に努めています。
ニューヨーク市長のエリック・アダムス(Eric Adams)氏は、事件発生を受け、「現在、ミッドタウンでアクティブシューターの捜査が行われています」と述べています。また、FBIも現場での支援のためニューヨーク事務所からのエージェントを派遣しているとのことです。
この事件は、金融界やテクノロジー業界において影響を及ぼす可能性があり、金融業者や投資家が注視する事案として、情報の進展が期待されます。



