トリップアドバイザー(Tripadvisor)の株価は木曜日に10%上昇しました。これは、スターボード・バリュー(Starboard Value)が同社の9%以上の株式を取得したことが、証券取引所への提出書類で明らかになったためです。この株式の評価額は、水曜日の取引終了時点で約1億6000万ドルに達しています。
2024年の初めからトリップアドバイザーの株価は横ばいで、昨年は30%以上も下落しました。昨年、旅行レビュー及び予約の会社であるトリップアドバイザーは、潜在的な選択肢を探るための特別委員会を設立したことを発表しました。
スターボード・バリューは、企業の重要な株式を取得することで、新しいCEOやコスト削減を要求することで知られています。同社は最近、オートデスク(Autodesk)との株主提案戦争を解決し、取締役会に2席を獲得しました。以前には、Tinderの親会社であるマッチ・グループ(Match Group)、製薬大手ファイザー(Pfizer)、およびセールスフォース(Salesforce)に対しても変革を求めてきました。
このニュースは、ウィールストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)が水曜日の遅くに初めて報じました。スターボード・バリューとトリップアドバイザーの両社は、コメントのリクエストに対して直ちに応じていません。



