ザラホームはこのたびLomographyと再び協業し、復刻風デザインを基調とした新しい撮影シリーズとして2機種のカメラを発表した。ザラホームとのコラボモデルは日常使いとインテリアの両面で魅力を持たせる仕様である。

今回のラインナップは、即写機のLomo’Instant Automat Glassと、ポケットサイズのLomomatic 110の2機種である。いずれも復古調のグリーンとクリーム色のボディを採用し、シンプルな線とクラシックな機材の比率を残すデザインでまとめられている。ザラホームの生活雑貨的な視点とLomographyのフィルム文化が融合した仕上がりである。

Lomo’Instant Automat Glassは、インスタント撮影の利便性を維持しつつ画質を高めることを目的としている。38mmの多層コーティングガラス広角レンズを備え、絞りはf/4.5に設定されている。一般的なインスタントカメラと比べ、入射光の安定性と解像感が向上しているという。富士フイルムのinstax miniフィルムに対応し、撮影した画像をその場でプリントできる。

同機には自動露出システムを内蔵し、周囲の光量に応じて撮影設定を自動で最適化する。また自動フラッシュ調節機能も備えており、さまざまな光源環境で均衡の取れた露出を維持できる。長時間露光や多重露光モードも搭載しており、夜景の光跡や多重重ね合わせといった表現が可能である。付属アクセサリーはカラーフィルター、クローズアップレンズ、スプリッツァーなど複数が同梱され、創作の幅を広げる設計である。

Lomomatic 110は小型化を追求したモデルで、ポケットや小型バッグに入れて持ち運びやすいのが特徴である。110フィルムフォーマットに対応し、独特のフィルム粒状や柔らかな色調が得られる。操作面では可変ISO設定を備え、使用するフィルムや撮影環境に応じた調整が可能である。さらに二段階の絞り切替を採用し、異なる光量条件での撮影に対応する。

Lomomatic 110には専用のフラッシュが付属し、室内や暗所でも柔軟に対応できる。操作は直感的で、フィルム撮影初心者でも扱いやすい一方で、細かな調整余地も残しており、写真愛好家の表現にも応える設計である。ザラホームとのコラボは、日常使いのアクセサリーとしての側面も意識した展開で、両ブランドの特性が反映されている。
今回のコラボレーションはザラホームとLomographyの既存の協業を受け継いだものであり、今後の展開や販売方法については公式発表を待つ必要がある。詳細は各ブランドの公式サイトで確認されたい。

