MM6 マルジェラ 2026年秋冬コレクションが発表された。今季のショーは駅をコンセプトに据え、到着と出発を繰り返す乗客たちの群像を舞台に、日常の瞬間に宿るファッションの多様な個性を表現している。
MM6 マルジェラのアイコニックなフェイスカバー付きサングラスは、今季新たなカラーバリエーションで登場。目元を覆うデザインながら、着用者それぞれの生き生きとした個性を際立たせ、人混みの中に存在する多様なキャラクターを想起させる。コレクション全体を通じてシンプルかつ日常的な率直さを追求し、ブランド独自の美学的レトリックを深化させた内容となっている。
MM6 マルジェラ 2026年秋冬の核心は「服の本質への回帰」にある。チェックシャツ、デニムジャケット、テーラードスーツジャケット、パラシュートスカート、スポーツトップ、スキーニット、フリースジャケットなど、実用性とコーディネートのしやすさを重視したアイテムが揃う。
シャツ、トレンチコート、ジャケットには背面にリブ編みパネルを採用し、縦のラインを強調することでシルエットをシャープに見せる設計が施されている。カット裏地や馬具(ハーネス)を想起させるディテールは、1980年代へのオマージュとして機能している。スタイリング面では、スポーツウェアとパラシュートスカートの組み合わせ、スーツジャケットとロングパンツの着こなし、あるいはニットセーターをタイツと合わせたワンピース風スタイルなど、多彩なコーディネートが提案されている。
アクセサリーでは、複数サイズ展開の「バウレットバッグ」が登場。イヤリングはパッケージごと耳に装着できる遊び心のあるデザインを採用し、リングには意図的に宝石を欠落させた加工を施すなど、MM6 マルジェラらしいコンセプチュアルな仕掛けが随所に盛り込まれている。



