製表ブランドHAUTLENCE(オートランス)から登場したRETROVISION ’85ロボットウォッチは、遊び心あふれるデザインで1980年代のクリエイティブな精神にオマージュを捧げています。この時計は、日本の玩具会社がリリースし、一世代の思い出に深く刻まれたトランスフォーマーロボットのデザインからインスピレーションを受けています。限定8本のこのモデル、型番ED31-TI00は、レトロフューチャリズムの美学と現代のハイエンド時計製作技術を融合。ブランド独自のVagabonde Tourbillonムーブメントにより、ユニークな時間表示を実現し、幼少期の幻想を精密なクラフトマンシップに変えています。
RETROVISION ’85のケースは、3Dプリントされたチタン素材で作られ、一部には銅色PVDコーティングが施されています。これにより、金属の質感とレトロな雰囲気が共存するビジュアル効果を実現しています。インテリアオブジェとしても、装着用腕時計としても使えるこの時計は、デスククロックに変形した際にはサイズが70.0 x 96.0 x 43.0mmに達します。サファイアクリスタルの風防と裏蓋は耐久性を高めるだけでなく、全体の精緻さも向上させています。リューズにはブランドロゴが刻まれ、細部にまでこだわったデザインが際立っています。文字盤は3層構造になっており、ベース層にはマット仕上げのチタン、中層には青と紫のPVD処理が施された真鍮が使用されています。さらに、分針ディスクにはサファイア素材を採用し、立体的な数字とGlobolight®の夜光ディスプレイを組み合わせることで、実用性と芸術性を両立しています。

搭載されたD31自動巻き機械式ムーブメントは、ダブルヘアスプリングと《漫遊時間機能》を備え、3時間ごとのサテライトディスクが中央の分針ディスクを回転しながら、まるでダンスするかのような時間の表現を通じて、その流動的なコンセプトを体現しています。ムーブメントは217個の部品と39個の宝石を使用し、パワーリザーブは72時間、振動数は21,600回/時です。細部の全てが、ブランドの革新的なメカニズムと精緻なクラフトマンシップへの強い追求を反映しています。
腕時計はブラックラバーのストラップとステンレススチールのピンバックルを組み合わせ、クイックフィックスシステムにより簡単に交換可能です。裏蓋にはHAUTLENCE、レトロヴィジョン’85、スイスなどの刻印が施され、さらにモビウスの輪の図案が追加されており、時間と空間の無限の広がりを象徴しています。この時計は単なる計時ツールではなく、アート作品としての一面も持ち、1980年代の想像力無限の黄金時代を再現しています。



