ロンドン発 — 新しい取引週が始まり、欧州株式市場は上昇しています。これは、水曜日に予定されている米国連邦準備制度理事会(Federal Reserve)の会合を前にした動きです。
具体的には、イギリスのFTSE指数は0.2%の上昇を記録し、ドイツのDAX指数は0.4%、フランスのCAC 40指数は0.3%の上昇を示しました。
一方、デンマークの風力エネルギー開発企業オースティード(Orsted)社の株は、同社が新しい資本を大幅なディスカウントで調達する計画を発表したことを受けて、5%以上下落しました。この企業は、66.60デンマーククローネ(約9.4億ドル)で新株を発行し、金曜日の終値200デンマーククローネから67%のディスカウントを施して、600億デンマーククローネを調達する計画です。
月曜日には主要な欧州企業の決算発表はありませんが、EUの貿易データが公表される予定です。また、イギリスにとっては、米国のドナルド・トランプ大統領(Donald Trump)の国賓訪問に向けて忙しい週となります。トランプ大統領とその妻のメラニア(Melania)は火曜日の夜に到着し、水曜日にはウィンザー城でチャールズ国王とカミラ王妃と過ごし、木曜日にはイギリスのキア・スターマー首相と会談する予定です。
水曜日にはイギリスの最新のインフレ指標が発表され、木曜日にはイングランド銀行(Bank of England)の会合が予定されていますが、利下げの予想はされていません。
また、アメリカ株先物は、ナスダック総合指数が金曜日に新たな最高値で取引を終えた後、ほぼ変わらずの状況で推移しています。投資家らは今週の重要な連邦準備制度理事会の会合に備えています。この背景には、最近発表された経済データが労働市場の弱さや穏やかなインフレを示しており、連邦準備制度が水曜日の会合で利下げを行うとの期待が高まっています。市場では、中央銀行が四半期ポイントの利下げを行う確率が96.2%で、半ポイントの大幅な利下げの可能性はわずか3.8%とされています。
アジア太平洋市場は、一部の投資家がスペイン・マドリッドで行われている米国と中国の会談に注目している中、まちまちの動きとなりました。米国財務長官スコット・ベッセント(Scott Bessent)と米国通商代表ジェイミソン・グリア(Jamieson Greer)が主導する代表団は、中国の副首相何立峰(He Lifeng)やトップ貿易交渉者李成鋼(Li Chenggang)と重要な国家安全保障、経済、貿易問題について話し合っています。これには、中国のショートビデオアプリTikTokの譲渡期限や米国の関税に関する議題も含まれています。



