チェルシーはブライトンにホームで0-3と完敗した。試合は開始からテンポが速く、わずか3分にして先制を許した。
開始3分、コーナーキックの混戦からブライトンのカディオグルがゴール前で詰めて決め、ホームチームに夢のような立ち上がりをもたらした。この得点でスタジアムの雰囲気が一気に高まり、チェルシーの守備に早くも圧力がかかった。
前半の混乱と決定機消失
18分、相手GKのパス判断のミスでピンチを招いた。ゴールキーパーのロベルト・サンチェスのロングパスが禁区内に落ち、カルロス・バレバの前に転がった。
カルロス・バレバは落ち着いて横へ送ったが、続くシュートはトレヴォ・チャロバーのクリアで救われた。これを含め、前半を通じてチェルシーの攻撃はほとんど脅威を与えられず、中への連携が欠けていた。
後半の追加点と試合決定
後半に入っても流れは変わらず、交代出場のガルナチョが個人の突破で攻撃に変化をもたらしたものの、得点には結びつかなかった。56分、ブライトンは再び追加点を奪う。
以前に決定機を逃していたヒンシェルウッドが禁区内で冷静に押し込み、スコアを2-0に書き換えた。この一撃が事実上のトドメとなり、チェルシーの士気はさらに低下した。
試合終盤、ロスタイムにかけてはカウンターからベンチ入りした選手が詰めて3点目を決め、最終的に3-0で試合を締めくくった。
深刻な得点力不足と記録
この敗戦でチェルシーはリーグ戦で5連敗となり、しかも5試合連続で無得点という苦しい記録を残した。クラブ史上で同様の記録が最後に出たのは1912年に遡るとされる。
近況では公式戦8試合で7敗、リーグ戦9試合でわずか1勝と成績は低迷を続ける。順位表ではブライトンに抜かれ、現在7位に後退した。
指揮官と選手の見解
試合後、監督のロシニアーはチームの内容を厳しく批判した。チェルシーのプレーはクラブの水準に達しておらず、戦術以前に闘志や精神面、試合への姿勢が不足していると述べ、自ら責任を認めた。
一方でDFのチャロバーは異なる見方を示した。選手たちは全力を尽くしており、ロッカールームの雰囲気も疲労感はあるものの、努力は足りていると語った。結果が伴わないのは不運であり、必ず挽回すると強調した。
今後の展望と課題
次戦はFAカップ準決勝を控えており、プレッシャーは増す一方である。もし停滞が続けば、指揮系統と戦術面、選手起用の全てに対する問責が強まる可能性がある。
今回の敗戦は順位や記録だけでなく、チームの士気と今後の戦い方に直結する重要な問題を露呈した。チェルシーは短期間での立て直しを迫られている。

