イングランドは6月18日、ワールドカップL組の初戦でクロアチアに4-2で勝利した。会場は米テキサス州のダラス・スタジアムで、キャプテンのハリー・ケインが2得点を挙げチームをけん引した。

試合は序盤から激しい展開となった。開始12分、クロアチアのペナルティーを得てハリー・ケインがPKを蹴ったが、相手GKドミニク・リヴァコヴィッチに一度は止められた。
しかしその直後、主審がゴールキーパーの反則を取って再度のPKが宣告され、ケインが冷静に蹴り込んで先制した。
第36分、クロアチアのマルティン・バトゥリナが禁区外から強烈なミドルを決め、試合は1-1に戻った。英格蘭は再び攻勢に出る。
第42分、ディクラン・ライスの外側に曲がるコーナーキックをハリー・ケインがヘディングで合わせ、イングランドが再びリードした。だが上半終了間際のアディショナルタイムに、クロアチアのペタル・ムサが得点し2-2で前半を終えた。

イングランドの後半立ち上がりと決定機
後半開始直後、イングランドは積極的に攻め立てた。開始2分、ジュード・ベリンガムがペナルティーエリア内で受けたパスを決め、チームを3-2とした。
この得点でイングランドは勢いに乗り、守備面でも安定感を見せた。クロアチアはメンバー交代で反撃を試みたが、なかなか決め手を欠いた。
終盤の第85分には、途中出場のマーカス・ラシュフォードがブカヨ・サカのクロスを合わせて追加点を決め、スコアは4-2に。以降、クロアチアの反撃は実らなかった。

試合統計と展望
イングランドは全体で19本のシュートを放ち、枠内は12本、ボール支配率は54%だった。数値が示す通り攻守で優位に立った。
この勝利でイングランドはL組の初戦を白星で飾り、グループ突破に向けて有利な立場を得た。今後の対戦相手との兼ね合いで位置取りは変わるが、まずは好発進と言える。
ケインの記録更新
キャプテンのハリー・ケインは今大会で2得点を挙げ、ワールドカップ決勝トーナメント通算得点が10となり、伝説的ストライカーのゲーリー・ラインカーと並んだ。
また本文時点でケインの代表通算得点は80に到達したと報じられている。個人の決定力がチームに大きく貢献している点は明らかだ。
次戦のイングランドはグループでの優位を確保するため、守備の連携と前線の決定力を維持する必要がある。クロアチアは敗れたが、粘り強さは示しておりこれからの戦いが注目される。

