メッシ得点が決勝点となり、アルゼンチンは延長戦でカーボベルデに3-2で勝利した。大会屈指の劇的な一戦で、リオネル・メッシ(Lionel Messi)は歴史的な記録を更新した。

試合は米国マイアミのスタジアムで行われた。前半29分、リサンドロ・マルティネス(Lisandro Martinez)の長いパスに反応したリオネル・メッシが狭い角度から強烈な一撃を決め、アルゼンチンが先制した。
このゴールはメッシにとって今大会7得点目で、ワールドカップ通算得点を20に到達させた。メッシ得点により、彼は大会史上の得点記録をさらに押し上げた。
試合の流れとカーボベルデの反撃
後半に入るとカーボベルデは攻勢を強めた。人口約60万の小国らしく守備は組織的で、59分にデロイ・ドゥアルテ(Deroy Duarte)が狭い角度からの強烈なシュートで同点とした。
カーボベルデのGK、ヴォジーニャ(Vozinha)は40歳のベテランで、試合中に合計8回のセーブを記録した。彼の好守が試合を延長戦へと導いた。

延長戦の劇的展開と決勝点
延長の前半、93分にメッシが左サイドのコーナーキックを供給した。ファーでフリーだったマルティネスが左足で合わせ、アルゼンチンが再びリードした。
その後、カーボベルデは後半に反撃し、ロペス・カブラル(Lopes Cabral)がカウンターから同点に追いついた。メッシ得点でのリードは再び崩れ、試合は終盤へと突入した。
しかし試合終盤の劇的な場面が訪れる。メッシのコーナーに対し、クリスティアン・ロメロ(Cristian Romero)がヘディングで合わせたボールが相手選手に当たりコースが変わり、オウンゴールとなった。これが決勝点となり、アルゼンチンは3-2で勝利した。

試合の意義と次戦展望
カーボベルデは本大会のグループステージを含め、法定時間内での引き分けが続く堅守のチームである。今回もアルゼンチン相手に2度リードを許さず、最後まで諦めない姿勢を示した。
アルゼンチンは16強でオーストラリアを下したエジプトと対戦する見込みだ。エジプト側はモハメド・サラー(Mohamed Salah)という得点力の高い選手を擁し、メッシ得点が今後も試合の注目点となる。
今大会でのメッシの活躍は大会記録の更新という形で語り継がれるだろう。今回の劇的な勝利は、サッカーの持つ予測不能性と興奮を改めて示した。

