モンクレールの2026年春夏コレクションは、これまでの雪域のイメージを離れ、砂漠で撮影された暖季向けの新ラインとして発表された。舞台はアリゾナ州のトゥーソン・マウンテン・パークである。
同ブランドは、新たな冒険精神を示すために三人のアンバサダーを起用した。世界的なフリースタイルスキーヤーのGus Kenworthy(ガス・ケンワースティ)、Richard Permin(リチャード・パーミン)、英国のモデルで登山好きのMia Regan(ミア・リーガン)が参加した。
彼らは冬用の厚手ジャケットを脱ぎ、登山向けに設計された軽量のウエアでアリゾナの岩肌とサボテンが並ぶ道を歩いた。撮影は荒野のリアリティを生かす構成で、着用シーンを通じて製品の機能性が示された。
モンクレールの撮影地とコンセプト
トゥーソン・マウンテン・パークは、低木や仙人掌が点在する乾燥地帯である。ここでの撮影により、モンクレールはブランドの技術が寒冷地に限られないことを示した。
今回のコレクションは暖季のアウトドアアクティビティを想定して設計されている。軽量で折り畳めるシェル、通気性の高い吸汗素材、フィット感のあるショーツ、先進的なハイキングアクセサリーが含まれる。
アイテムの特徴と街着への応用
コレクションは高機能とファッション性を両立させている。登山時の機能性を保ちながら、都市のストリートに取り入れやすいデザインに仕上げられている。
特に注目されるのは、暖色系の配色と耐久性のある軽量素材の組み合わせだ。ゴアプコアとも称される高機能アウトドア風のスタイルを、日常の着こなしに落とし込める点を狙っている。
モンクレールの2026年春夏シリーズは、世界中のモンクレール直営店と公式オンラインストアで販売開始となった。日本の取扱店舗やオンラインでも順次展開される予定である。
今回の発表は、ブランドが寒冷地中心のイメージから領域を拡大したことを示す。モンクレールは今後も多様な環境での実用性を追求するとしている。


