米国上院財政委員会のトップ民主党員は、Donald Trump 大統領が労働統計局(Bureau of Labor Statistics, BLS)のエリカ・マクエンターファー(Erika McEntarfer)局長を解雇した件について、「混乱を引き起こしている自らの行動の影響を受け入れられない、軟弱で弱気な人物の所業」と評しました。この発言は、失業率に関する期待を下回る報告の後に行われました。
オレゴン州のロン・ワイデン(Ron Wyden)上院議員は、トランプ大統領が「数字を改ざんしたいのだ」と述べました。ワイデン氏は、「トランプは一日も経済に対する信頼を損なうような壊滅的な決定を下さずにはいられない」とし、労働統計局への介入は長期的な悪影響を及ぼすと警告しています。その一方で、「上院の共和党員は、この独裁的な行動に立ち向かう勇気を持つべきだ」と訴えています。
また、上院 Minority Leader のチャック・シューマー(Chuck Schumer)氏も同様に、トランプ氏が独裁者のように振る舞っていると批判し、「悪いリーダー」と表現しました。シューマー氏は、トランプ大統領が経済についての悪いニュースを聞くたびに「メッセンジャーを撃つ」行動をとっていると指摘しました。
トランプ氏は報道陣に対し、マクエンターファー局長を解雇した理由として、「彼女の数字が間違っていると思った」と説明しました。彼は、2024年大統領選挙前に発表されたポジティブな雇用統計が選挙後に修正されたと主張し、過去の数値に問題があったことを繰り返し強調しました。
ホワイトハウスは、COVID-19パンデミック以降、BLSの雇用データにおいて多くの大幅な修正が行われていることを理由にマクエンターファー氏を解雇したと明らかにしました。政府は彼女を無能とし、企業が解雇する理由と同様であると述べています。また、前局長のウィリアム・ビーチ(William Beach)は、彼女の解雇は「全く根拠がない」とし、BLSの統計的使命を損なう危険な前例を設定すると警告しました。
トランプ氏は、Truth Socialで「今日の雇用数は操作されており、共和党と私を悪く見せるためのものだ」と投稿しました。そのため、労働統計局の副局長であるウィリアム・ウィアトロウスキー(William Wiatrowski)が新しい局長が任命されるまでの間、行動局長を務めるとのことです。



