レフン新作の Her Private Hell がカンヌ国際映画祭でワールドプレミアを迎えた。
デンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフン(Nicolas Winding Refn)が、約10年ぶりに長編劇場作で銀幕復帰を果たした。
レフン新作の見どころ
公開された予告編は、未来都市を舞台にした濃密な映像美で観客を引き込む。
映像には濃厚なネオンと霧に包まれた街並みが映り、視覚的にはリドリー・スコットの『ブレードランナー』を想起させる場面もある。
物語とキャスト
物語は心に傷を負った若い女性エルが、行方不明の父親を探すという筋立てだ。
主演のソフィー・サッチャー(Sophie Thatcher)がエルを演じる。彼女は本作で新世代の恐怖映画の象徴としての存在感を初めて大きく示すという。
また、アメリカ兵のプライベートK役をチャールズ・メルトン(Charles Melton)が務める。二人の出会いが物語の転機となる設定だ。
公開と配給の予定
カンヌでの初披露後、米配給のNeonは本作を2026年7月24日に全米で公開すると発表した。
同社は公開規模を全米約800〜1,200館と想定しており、夏の興行シーズンでの競合が予想される。
一方、国際的なストリーミング配信はMubiが担当し、英国・アイルランド・イタリア・スペインおよびラテンアメリカで配信される見通しだ。
レフン監督の位置づけと今後
ニコラス・ウィンディング・レフンは『ドライヴ』などで知られ、賛否を呼ぶ作風で注目を集めてきた。
本作はレフンにとって重要な復帰作と位置付けられている。彼はさらに1980年代の殺人映画の改作計画にも着手しているという。
カンヌでは本作が注目を集め、レフンは今年で5度目の同映画祭参加となった。
上映後の公式発表や配給スケジュールは今後も更新される見込みである。


