ウォークマンの新型ハイレゾプレーヤー3機種をソニーが発表した。最高級モデルNW-WM1ZM3は約70万5,000円(元の価格34,990香港ドル)で、重さは670グラムに達する。
ウォークマン新モデル概要
発表されたのはNW-WM1ZM3、NW-WM1AM3、NW-ZX900の三機種である。香港での希望小売価格はそれぞれ約70万5,000円(34,990香港ドル)、約40万9,000円(20,290香港ドル)、約26万8,000円(13,290香港ドル)だ。
ウォークマン各機は画面サイズや素材、内部部品で差別化されている。携帯性を重視するか、音質や材質を優先するかで選択が分かれる。
NW-WM1ZM3 670グラム、重量の理由
NW-WM1ZM3の重量増は本体素材に起因する。主底盤は純度約99.99%の無酸素銅を切削加工で仕上げ、後底盤も鍍金した無酸素銅に変更したためである。
ネジ類も鍍金処理を施しており、設計は接地抵抗の低減と回路安定化を狙っている。代償として前世代より約180グラム重くなった。



内部パーツも強化されている。大型固体高分子コンデンサが一つから二つへ増やされ、デジタルとアナログの各領域に配置した。
4.4mm平衡端子の配線には太径のKIMBER KABLEを採用し、フィルタコイルも4N無酸素銅巻線を使用している。ウォークマンとしての音質改善を意図した設計だ。
NW-WM1AM3 黒磚は245グラム軽減
NW-WM1AM3はアルミ製主底盤に鍍金無酸素銅の後底盤を組み合わせ、重量は約425グラムである。金磚より245グラム軽い設計だ。
この機種は双コンデンサとOFCによる電源直結設計を維持する。4.4mm端子内の配線はOFC銅線を採用し、音質面の基本性能は残している。


NW-ZX900 軽量モデル、銅底盤を採用
NW-ZX900は三機の中で最も携行性に優れる。重さは約345グラムで、5インチ画面を搭載する。
主底盤はアルミ製だが後底盤は鍍金無酸素銅を採用している。ZXシリーズで初めて超低雑音LDOレギュレータを導入した点も特徴だ。

NW-WM1ZM3とNW-WM1AM3は5.5インチ画面を採用し、NW-ZX900は5インチである。大画面は操作性の向上に寄与する。
再生機能と音声処理
今世代はDSDマスタリングリメイクエンジンを搭載している。ウォークマン本体で有線ヘッドホン利用時、サードパーティ製アプリのPCM信号を最大相当11.2MHzのDSDへ変換して出力できる。
ただし変換は再生時の処理であり、楽曲自体がネイティブDSDになるわけではない。S-Master HXの全デジタルアンプには先読み型ノイズシェーピングを追加した。
DSEE Ultimateはストリーミングとワイヤレス接続まで拡張され、さまざまな再生環境で音質向上機能を利用できる。
電池持続時間
NW-WM1ZM3とNW-WM1AM3は128kbps MP3再生で最大35時間、ストリーミング再生で最大31時間である。NW-ZX900は128kbps MP3再生で最大40時間、ストリーミングで最大35時間となる。
購入時のポイント
購入を検討する際は、慣れたヘッドホンを持参して試聴することを勧める。人声や楽器のディテール、ドライブ力の差が分かるためだ。
またポケットに入れての携帯感も確認してほしい。670グラムは持ち運びの負担が明確に増すため、現物の重さを必ず体感するとよい。
香港での参考希望小売価格は以下の通りである。NW-WM1ZM3 約70万5,000円(元の価格34,990香港ドル)、NW-WM1AM3 約40万9,000円(20,290香港ドル)、NW-ZX900 約26万8,000円(13,290香港ドル)。

