iPad miniは今回、近年で最も大幅なアップデートを受けた。香港では10月29日(木)から予約開始、11月6日(金)に発売である。
iPad mini ついにOLED搭載

これまでのiPad miniで最も指摘の多かったのは画面であった。新型は8.5インチ(約21.6cm)のSuper Retina XDR OLEDを採用し、ピーク輝度は最大1,200ニト、全画面で600ニト、コントラスト比は2,000,000:1だ。
一部容量ではナノテクスチャー防眩ガラスの選択肢も用意される。動画視聴や屋外での利用でLCD時代より明らかな改善が見込める。ただし公式仕様にはProMotionの記載がなく、画面のリフレッシュレートは60Hzのままである。
画面は大きく、端末は軽いまま


新型はベゼルを24%細くし、画面を8.3インチから8.5インチに拡大した。本体サイズはほぼ変わらず、厚さは5.4ミリに抑えられている。
重量はWi‑Fiモデルが255グラム、モバイル通信モデルが263グラムだ。カラーはミッドナイトとスターライトの2色が用意される。
日常の使い勝手を改善

前モデルでは横向き時に前面カメラの位置が不自然になることがあった。新型は12MPのCenter Stage対応前面カメラを横向き側の端に移し、ビデオ通話が自然になった。
背面は12MPのワイドカメラで、Smart HDR 4や4K・60fpsの動画撮影に対応する。一般的な撮影や会議用途で扱いやすい仕様だ。

今回、初めてIP67の防水・防塵性能を備えた。屋外での雨天利用やプールサイドでの読書に一定の安心感が加わる。
ただしIP67は実験室条件での評価であり、日常の摩耗で性能は低下し得る。液体による損傷は保証対象外であり、充電前は本体が十分に乾いていることを確認する必要がある。公式はまた高速充電をサポートするとしている。
性能も一段と向上

新型はA20 Proチップを採用し、2ナノメートルプロセスで製造される。Appleによればマルチコア性能は約60%向上し、グラフィックスは約2.7倍、AI演算は約4.5倍速くなったという。
無線はN1チップでWi‑Fi 7に対応し、モバイル版はC2モデムを搭載している。Appleの説明ではモバイルデータは従来比で約50%高速化するという。音響はAcoustic Displayを採用し、低音は画面振動で再生される。
価格はHK$5,299から(約106,423円)

新型iPad miniは容量が128GB、256GB、512GBの3種で、カラーはミッドナイトとスターライトを用意する。香港での販売価格はWi‑Fi版がHK$5,299からだ。
価格を日本円に換算すると、Wi‑Fi版の出発点は約106,423円(HK$5,299)である。モバイル通信付きモデルは約130,524円(HK$6,499)、教育価格は約98,390円(HK$4,899)だ。
アクセサリーはTechWoven Smart Folioが約12,030円(HK$599)、Apple Pencil Proが約20,064円(HK$999)、Apple Pencil(USB‑C)が約12,432円(HK$619)である。前世代の香港出荷時の起点はHK$3,799で、約76,298円に相当するため、今回はHK$1,500、約30,126円の値上がりだ。
香港での予約開始は10月29日(木)、発売は11月6日(金)である。詳細な仕様や国別の販売情報はApple香港の公式ページを参照されたい。Apple 香港公式ページ。



