パガーニ ゾンダの唯一無二モデル「Zonda Unica」が、イタリアのコモ湖で開かれるConcorso d’Eleganza Villa d’Esteの会場で、Broad Arrow Auctionsの競売に出品される予定だ。
この1台のみのハイパーカーは、スペインのトップカーデザイン(TopCar Design)の創業者が特別に発注し、PaganiのUnico部門の協力でワンオフ製作された。一台限りの希少性が高い関心を集めている。
パガーニ ゾンダ「Unica」の概要
Zonda Unicaは2018年モデルで、外装にフル露出のブルーカーボンを採用し、金色のディテールが施されている。見た目はZonda Cinqueの攻めたデザインを踏襲している。
内装は青と白の配色でまとめられ、精緻な仕上げが際立つ。性能と美術品としての価値が融合した一点物である。
エンジンと動力系統
搭載されるのはメルセデスAMG製の7.3リッターV12エンジンで、出力は750馬力を誇る。日本式表記では約740PS、出力は約559kWに相当する。
トルクは575ポンドフィートで、約780Nmに換算される。駆動方式は後輪駆動で、伝統的な6速マニュアルトランスミッションを組み合わせている。
走行距離と由来
オドメーターは約1,700マイルを示す。これは約2,740キロメートルに相当する。記録には創業者のホラチオ・パガーニ(Horacio Pagani)が自身で試乗した記録も含まれている。
こうした来歴はコレクター評価を高める要素だ。製作過程や創業者の関与が資産価値に直結する。
競売の見通しと価格帯
オークションを担当するのはBroad Arrow Auctions(ブロード・アロー・オークションズ)で、会場はConcorso d’Eleganza Villa d’Este(ヴィラ・デステ自動車コンコルソ、コモ湖)である。
オークション専門家は落札価格を11,300,000〜14,200,000米ドルと予測している。日本円換算の目安は、約17億円から約21.3億円だ(元の価格11,300,000〜14,200,000ドル / 為替参考1ドル=150円)。
この価格帯は一点物かつハイパフォーマンス車としての希少性を反映している。市場では“ユニコーン”と形容される価値が期待される。
まとめ
パガーニ ゾンダの唯一車両は、性能・デザイン・来歴が揃った稀少なコレクターズアイテムである。コモ湖での展示とBroad Arrow Auctionsでの競売は、世界の自動車愛好家の注目を集める見込みだ。
今後の落札結果はコレクション市場の指標にもなる。関心のある読者はオークションの公式発表を追うとよい。



